小屋生活について

休みの日になると、この小さな小屋でコーヒーをのみながらまったりと暮らしています。デカルトカフェでは、この小屋生活でのちょっとした非日常を書きつづっていきたいと思っています。

で、小屋生活の小屋って?

というわけで、まずは小屋の簡単な紹介を。

shed

きっかけ

古いminiに乗り始める。
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毎週末、miniをいじる @AEONの屋上駐車場
  ↓
気兼ねなくminiがいじれるガレージが欲しくなる
  ↓
郊外に土地を探しにいく
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運よくステキな売地を発見!
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土地を取得
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自作ガレージ建設をもくろむ
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その前にプロトタイプとして小さな小屋を建てようか?

お付き合いいただきありがとう。

こんな感じで、旧車を整備するためのガレージを考えたのですが、いきなりガレージを建てるにはDIYの経験値が低すぎると考えて、練習がてら実験的にちいさな小屋を作ってみることにしたのです。

計画

どんな小屋を建てようか?
計画に入ります。

雨風がしのげて、道具類を格納できればそれでいいので、小さくて構わない。
でも「掘っ建て小屋」では練習にならないので、それなりにしっかりしたものにしたい。

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材料は、ホームセンターで買えるものを基本とする。
なので、大きなホームセンターに入り浸って、使えそうな材料をリサーチ。

  1. 構法は「2X4構法」。
    小規模のDIYには最適だと思う。
  2. 外回りの寸法は一辺 1,820mmの立方体。
    合板の規格が1,820X910mmなので、各壁が合板2枚でちょうどできる。
  3. 床は、あとから2X10材を並べて作る。
    通常2X4構法では基礎の上にまず床を作っていくが、床が老朽化すると修復が厄介なので、この小屋は基礎の上に直接壁を立て、そのあとで2X10を並べて床とする。
  4. 屋根材は、ホームセンターで出会った「ONDULINE Classic」。
    当初(下図のように)は切妻を考えていたが、構造が簡単な片流れに変更。
    野地板+アスファルトルーフィング+ONDULINE。
  5. 窓は、固定式大窓1つと、小さな開き窓2枚。
    大窓用ガラスはネットで特注。
    小窓用の波ガラスはヤフオク。調達したものに合わせて窓を設計。
  6. 外壁は、OSB合板+アスファルトルーフィング+胴縁+杉板
    この小屋は機密性が低く、中に人がいるときは窓やドアは全開状態なので、屋根用のアスファルトルーフィングを流用。(住宅では透湿防水シートを使うのが基本。)
  7. 内壁
    壁に断熱材を入れて、内壁は杉板を貼ろうか?
    (実際には、中にいるときは窓やドアは全開状態。断熱材なんていらないので、結局、内壁はつけなかった。)
小屋計画図

小屋を建てる

小屋基本構造

建て始めたのが2014年3月、基本、休日のみの一人作業。
屋根がついたのが5月中旬、壁を仕上げ、ポーチを増設し、今の形がほぼ完成したのが10月。
後戻りできない工程もあり、限られた道具と技量でどのように進めていくか、脳みそをフル稼働させた、充実した日々でした。

あれ?車をいじっているより楽しくないか?

おわりに

小屋全景

できあがった小屋は、床面積2.72m2
間取り「1」の立派な豪邸が完成しました。

電気もガスも水道もない、完全オフグリッド。
この不便さがなんだか心地よい。

こんな小屋を拠点としたプチ田舎暮らしを、綴って行こうかと思います。
すこしほうっておくとすぐ雑草が生い茂るし、農作物を植えても鹿さんや猪さんの餌食となるし、自然のなかで暮らすのはなんだか大変なんだけど、妙に楽しかったり。

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