手挽きコーヒーミル ”TIMEMORE C2” を注文しました

小屋で使うコーヒーミルを新調します!

これまでは、6年前にAmazonで買ったミルを使って豆を挽いていました。確か2千円弱だったと思います。セラミック歯のものです。粒度の均一性とかなんとか細かいことは気にもせず、「挽きたてのコーヒーが飲める」ということで満足していました。

満足?

ところが、同じお店で豆を買って同じように淹れているつもりなのに、毎回味が違う。「おーっ、うまい!」と思えることもあるのに再現できない。

そんなわけで、「満足」とは言えないまでも、それでもまあ美味しく飲めるので、「まあいいか」と思っていました。

転機

さて、6年使った手挽きミル、ある日突然挽き終わるのにやたら時間がかかるようになりました。分解清掃しても変わらない。挽けないわけではないけれど挽き終わるのに15分超!

無理だ!買い換えるか?

技術は進んでいたーステンレス臼歯

Amazon で見てみると、手動コーヒーミルは、2千円程度の「セラミック製臼歯」のものと「ステンレス製臼歯」を使った高級路線に分かれているようです。

「ステンレス製臼歯」の先駆はドイツの「コマンダンテ」のようで、2016年の C40 Mk3 あたりから急速に認知されてきているようです。ただコマンダンテは、定価で3万円中盤、安売りどころかプレミア価格で取引されていたりします。(前回ミルを買った6年前、値段的にわたしの視界には入っていなかったのでしょう。)

時は流れ、「ステンレス製臼歯」も一般的になってきました。

選定

選択肢が多いので、Youtube などを参考に調べてみます。


一番参考になった動画がこれ、「暮らしと珈琲」の動画でした!

で、わたしは TIMEMORE C2 を選びました!

比較

わたしが選んだ TIMEMORE C2 をベースとした比較結果です。

1. 「セラミック製臼歯」との比較

セラミック製は安いのですが、ステンレス製の方が手挽きに要する時間が劇的に短縮できるようです (先の動画では約1/4に短縮されていました)。また粒度の揃い具合も格段によくなるようです。

というわけで、「ステンレス製臼歯」一択です。(そもそもセラミックでは、これまで使ってきたものと同じなのでお買い物の楽しさがありません。)

2. 「1ZPRESSO」との比較

外部から粒度調整可能でしかも120段階調整! 1ZPRESSOは、細部までこだわり抜いた手動ミル の最高峰の一つなのでしょう。その分(?)お値段は TIMEMORE C2 の5倍以上します(TIMEMORE C2:7,980円、1ZPRESSO JPPRO:43,780円、2022-08-22 Amazon)。

究極を求める方はつべこべ言わず 1ZPRESSO で決まり!
ただ、コスパを重視するわたしとしては、迷わず「 TIMEMORE C2 でしょう!」となりました。

それと、1ZPRESSOは機構的に複雑なはずで、分解清掃などを考えると「外部から粒度調整可能」というのは実はかえってデメリットなのではと考えます。

3. 「TIMEMORE C2 MAX」との比較

1回で挽ける量が、C2の20gに対しC2 MAX では30g。
二人分淹れる人はMAXで決まり!
わたしは マグカップ1杯でしか使わないので、 20g の C2 を選択します。

4. 「TIMEMORE C3」との比較

C3 で臼歯の形状が見直され、特にエスプレッソ用の細かな粉がよりよく挽けるようです。
価格がC2に比べ1,500円ほど高いので「C2でいいかな」と思いました。

とはいうものの、C3は後発なだけに臼歯の形状以外にもいくつかの改良が加えられていると思われます。今から買うのであればC3が正解かもしれません。(例えば、粉受けのねじ部が良くなっているとか。軸受を保持する部品もプラからアルミ一体ものになっているように思われます。同じ「C2」でもロットによって小さな改良が加えられたりしているようなので、細かなところはよくわかりませんが。)

5. 「TIMEMORE Slim Plus」との比較

C2 を細長くした感じ。(C2:φ52 X 147mm、Slim Plus:φ42 X 160mm)
握りやすさの好みで選べばいいと思います。

6. 「コマンダンテ」との比較

ステンレス製臼歯の先駆者で伝説的な存在。入手困難なようでプレミア価格で販売されているのはどうなんでしょう? また、後発メーカーの頑張りで老舗のコマンダンテも性能面では唯一無二とは言えない状況ではないかと思います。

おわりに

そんなわけで、新しいコーヒーミルを注文しました。

どんな未来が待っているのやら…

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